成増塾

シュンスケ

はいどうもこんにちは、ここみらいチャンネルのシュンスケです。 今回は東京の「成増塾（なりますじゅく）」について調査しました。
どんな学力層の生徒もなんとかする、力強くも優しい塾であることが分かったので、その辺を掘っていこうと思います。

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講師の質の担保システムが独特

塾長の高島さんに「講師の質の担保はどうしているんですか？」と聞いてみました。

「うちは講師にとってベストな環境を提供するために努力しています」

話を聞く中で、成増塾において講師の条件面で優れている点は２つあるとわかりました。
「給料」と「自由度」です。

講師の給料

成増塾では講師にかなりお金を払っています。
生徒が集まればその分たくさんもらえる仕組みになっているのですが、生徒がたった５人でも年収は600万円ほどになります。この時点で平均的な塾講師の収入より遥かに上です。
人気になれば2000万円以上も目指せるようなので、かなり魅力的な条件ですよね。

これだけでもいい講師は集まりそうな感じがします。しかし最も重要なのは次の項目です。

自由度

これ、すごいですよ。
なんと成増塾は講師に「授業を完全に自由にする権利」を与えているんです。

普通は予備校が作ったテキストやカリキュラムに沿って授業を進めていくものです。ところが成増塾では教材は何を使うか、どんなカリキュラムを組むか、小テストや添削、補講はどうするかなど細かいところまで各々の講師が決めています。

これは強烈なやりがいを生むことになります。経験を積んだ講師からしたら、予備校が決めた画一的な教材・指導法が目の前の生徒たちに完全にマッチしていて、クオリティにも納得している、なんてことははありえないからです。

実力のある講師ほど、もっとこういう教材でこういうふうに教えたいなあ、というのを思うはずなんです。

それを高島さんは最大限尊重しよう、と考えているわけですね。
（校舎を訪れたとき、教室にデカめのディスプレイが置いてあったんですね。それで高島さんに「これは何に使うんですか？」ってお聞きしたら「よくわかんないですね、、必要だっていうので買いました」とおっしゃっていて、どんだけ講師を信頼してんだ、と驚きました笑）

生徒が気に入った講師を選べる

以上の「給料」「自由度」の二つからこの環境を魅力的に思う講師はたくさんいることがわかります。
おもしろいシステムですね。

これで講師の募集は殺到して万事OK…と思いきや、高島さんによると

「でも実際のところ、どの講師がいいのかっていうのは面接や模擬授業からではよくわかりません。授業がわかりやすくても評判があまり良くない方もいるし、その逆も普通にあります」

え、そうなんだ。じゃあどうするんだろう…

「そこは生徒に判断してもらうしかありません」

成増塾では、生徒が講師を自由に選べるスタイルになっています。まず生徒たちはいろんな講師の体験授業を受けて、どの講師が自分に合っているか吟味し、それから本命を決めるのです。

さらに一度決めた後でもしばらくして「やっぱ違うな」と思ったらチェンジできるタイミングもしっかりあるため、ミスマッチを減らせます。

このシステムにより生徒に選んでもらえない講師の授業は自然に淘汰されていく事になります。

まとめるといい条件で講師を集め、その中から人気のある講師だけが生き残る、ということです。
これなら講師の質に関しては、客観的に見ても間違いないと思います。

凄まじく手厚いフォロー

上記の方法で集めた質のよい講師たちの実力を最大限に発揮するのが徹底的な少人数指導です。
成増塾ではクラス定員が中学部8名程度、高校部が6~20名、高卒部が16名程度と、だいぶ少なめに設定されています。

「教える人数は講師が完全に把握できる範囲に留めるべきだと考えています」

と語る高島さん。

少人数なので講師は生徒たちについての情報を整理し、最適化した授業を行うことができます。

授業中に生徒の反応を伺うことはもちろん、解いてきてもらった問題の解答を事前にLINEで写真を送ってもらうことで、生徒一人一人の理解状況を把握した上で臨機応変に授業を行うことができます。

「講師は生徒が間違えやすいところをよく分かっていて、通常はそこを中心に解説することになります。それで70〜80％の生徒は問題ないのですが、必ず予想外の間違いをしている生徒が現れます。そこをフォローしてあげたいんですよね」

なるほど、それは対面であることの良さがすごく出てるなあ、と思いましたね。

さらに一人一人に時間がかけられるので、丁寧な添削指導や質問回答を行うことができます。この辺りもなかなか大人数クラスの塾や映像予備校ではカバーしきれない領域です。

さらにフォローは塾にいる間に留まらず、なんとLINEでいつでも講師に直接質問できるみたいです。これに一番びっくりしました。

凄まじくないですか？
講師の負担やばすぎないか、と心配になります。

「いや、別に強制はしてないんですけど、みんな自然にやってますね。生徒をなんとしても受からせたい、というアツい人が多いんだと思います」

講師の熱意で自主的にやってたんですね。

この指導を①のやり方で集めたような優秀な先生がやってくれると思うと、ちょっと恐ろしいレベルのサービスな気がしますね。

受験名門校だけが対象じゃない

「選抜テストは行いません」
「受験名門以外の学校からも難関大学に合格できます」

HPを覗いてみると、このようなフレーズに出会います。

現状、東京には大量の塾がひしめき合っていて、その一部に日本トップクラスの高校生が集結しているという状態です。

そうしてハイレベルな環境で学ぶことにも、大きな価値があると思います。
優秀な人たちと切磋琢磨し、さらなる高みに行くことができるでしょう。

しかし、その競争についていけずにこぼれ落ちてしまうような人も、たくさんいます。
そもそも受験名門校に通っていない人はこの競争に参加することすら困難です。

「そんな人たちでも、やる気さえあればなんとかできる」

そういう気合と自信を、高島さんからは感じました。

「トップの高校生が集結するハイレベルな授業なんかに入ったら振り落とされてしまう…」
そんな生徒に合った先生をうまくマッチングさせ、とてつもなく分厚いフォローをすることで、成績を伸ばしていく。

成増塾は、そういう塾だと思います。

実際、2022年の東大合格者数は4名と他の東京有名塾に比べて少ないですが、このうち3名が進学校としては無名の高校出身です。
國學院久我山から2名、成蹊高校から1名で、それらの高校の東大合格者数は全員成増塾生でした。

これは、単純な合格者数には表れない、素晴らしい成果だと思います。

もしも勉強がそんなに得意ではないけど、難関大学を諦めたくない、そんな想いがあるのならば、成増塾も選択肢に加えてみると良いのではないでしょうか。
（もちろん、勉強が得意な生徒にとってもピッタリの先生もいるでしょう）

また、こうして苦しい状況から救ってもらえた生徒はやはり塾への愛着も深くなるようで、卒業生の繋がりも深く、OB会が充実しています。

「一生付き合っていける関係を作ることを目指しています。
卒業して、大学生になり社会人になってからもOB会に参加してくれる人が多いです。
結婚したり子供が産まれると報告してくれる人もいます」

と語る高島さん。

これ、すごく素敵ですよね。僕がいた塾じゃ全く考えられないです。
これだけでも何か特別な魅力がある塾だってことが伝わるんじゃないかと思います。

こんな人におすすめ

・受験名門校の上位層とかにはついていけないけど、やる気はすごい

・自分に合った先生に、手厚いフォローをしてほしい

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2022年合格実績

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高田馬場校

JR/西武新宿線 高田馬場駅戸山口から徒歩1分。

西葛西校

東京メトロ東西線 西葛西駅北口から徒歩1分。

白金台校

都営三田線・東京メトロ南北線 白金台駅 1番出口から左へすぐ。

成増校

J東武東上線成増駅から徒歩3分。東京メトロ 地下鉄成増駅2番出口から左へ2軒目のビル。

下高井戸校

京王線・世田谷線下高井戸駅から徒歩1分。下高井戸市場入口より進む。1Fは処方箋薬局。

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